矛と盾が充満する

その、なんていうんでしょうか。
喋っている言葉は確かにニッポン語で聞き覚えがあるんだけれども。


どうにもさっぱり、理解不能という言葉に出くわすことが多い昨今です。

 

橋下:形式的には違法だが、それは首長の判断だ

 

田中:安全だとは、私は言うつもりはない。合格は安全性を担保するものではない

 

早稲田大学:内容の信ぴょう性は著しく低い、審査体制に不備がなければ学位の取得は到底考えられなかった。が、学位取り消しには当たらず。

 

安倍:憲法に反する集団的自衛権と今回の集団的自衛権は分けて考えなければいけない。

 

安倍:現行の憲法解釈の基本的考えは、今回の『閣議決定』でも何ら変わることはない。

 

実際における引用例として。

  • 万引きで捕まった場合

窃盗は形式的には法違反だが、それはボクの判断でやったことなので問題はないと思うのですが。

  • 不倫が奥さんにばれた場合

倫理に反する不倫と、今回の浮気は分けて考えてほしいのね。

  • 飲酒検問で引っかかった場合

免許証を見せろと?そ、それは持っていますけれど。い、ヒック、飲酒をしないというのを約束するものではありません、よーだ。

 

 

これらのメソッドを利用すれば、あなたは免責される、・・・・かどうかは知りません。
が、少なくともニッポンの権力構造の中では、OKみたいですな。