世界遺産、絶賛セール中!

世界遺産に登録を勧告

日本が推薦していた「明治日本の産業革命遺産 九州・山口と関連地域」について、世界遺産への登録の可否を調査する諮問機関「国際記念物遺跡会議」(イコモス、本部・パリ)が5月4日、「登録が適当」と国連教育科学文化機関(ユネスコ)に勧告した。

今回の勧告を受けた「産業革命遺産」には軍艦島の「端島炭坑」のほか、官営八幡製鉄所北九州市)や、幕末に実際に稼働した反射炉で国内で唯一現存する「韮山(にらやま)反射炉」(静岡県伊豆の国市)など、日本の近代工業化を支えた炭鉱、製鉄、造船などの23施設で構成されている。

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八幡製鉄所の件はお隣韓国から批判があるそうですが時間があまりないので、今回はその件には触れないで先に急ぎます。
ま、しかし。世界遺産がこう量産されると世の中斜めに見る癖がついてる当方としては嫌味のひとつも言ってみたくなるわけで。

なるほどと、言い得て妙なツイートにゃお手上げw
いろんな食品に「金賞受賞」とかのラベルのあれです。どんだけ金賞があるねん、つー。

 

軍艦島が廃墟マニアのココロくすぐる施設だというのは十分に理解できるのですが、世界遺産に登録されたアカツキに、関係各方面に置かれては観光資源としての活用、なんてものがぐるぐると脳内に渦巻いているんではないかと。

でもって【軍艦島饅頭】だとか、ゆるキャラ【グンカンちゃん】なんてのが渡し船乗り場にノボリ陣旗にぎにぎしく乱立され。
演歌歌手が唄う【軍艦島の夜は更けて】なんてのがゆる~く流れる。
そんな風情の周辺整備なんて。

そうなってくると、廃墟マニアの琴線にどう響くのか、そこンところ考えたことがあるのか、関係者は、えっ!

と、嘆きつつ。
この項了です。