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朝日新聞 給与削減か?というニュースに関する雑感

床屋政談・ニュース 社会生活

朝日新聞が従業員給与の削減を検討している、とのこと。

朝日新聞、とうとう給与削減? 高すぎる人件費に経営は大丈夫か (THE PAGE) - Yahoo!ニュース

 朝日新聞は、従軍慰安婦報道などで批判を浴び、読者離れが進んだといわれています。2011年3月期には約780万部だった販売部数は、年10万部のペースで減っていました。しかし、報道に対する批判が集中した2014年から2015年にかけては、60万部も減少する結果となり、現在は約680万部となっています。

 新聞社の経営は、部数に応じた販売代金に加えて企業からの広告収入で成り立っています。部数が減ってしまうと、広告の価値も減少してしまいますから、新聞社にとってはダブルパンチとなってしまいます。部数が減っているのは新聞業界全体の傾向ですので、朝日新聞に限った話ではありませんが、一連の批判がより多くの部数減少につながった可能性は否定できないでしょう。

(中略)

朝日新聞がそれでも給与の引き下げを実施するのは、人件費の比率が高いからです。朝日新聞には現在、約4000人の社員がいますが、平均給与は何と1200万円を超えています。人件費は年間500億円に達しており、これを削減すれば財政状況はかなり好転します。

 

果たして、従軍慰安婦の問題が部数を減らした原因なのかどうか、私はかなり懐疑的に感じているけれど。ただ部数が減少しているのは間違いない事実だろう。それは「押し紙」の雄、ゴミウリにしても同じ傾向だろうし。若者だけじゃなく新聞離れが叫ばれて久しいからだろう。ウチでも新聞の購読をやめて7~8年になる。

 

しかし、新聞会社の従業員の給料は高い、と感じるのは庶民として当然の感情ではないか。なにしろ、平均年収1200万とくれば立派な勝ち組企業。弱者や貧困層に寄り添う気持ちが(本音の部分)で持ち得るとは思えない。いや、そんなことはない、と当然反論されるだろうけど。


以前に朝日新聞がネットサービスのひとつとして「アスパラクラブ」というサイトを運営していた(現在は跡形もない)。そこには色んな記事があったが、労働問題グループが立ち上げた「はた楽 はたら苦」というコラムによくコメントを書き込んでいた。この当時の朝日新聞は、竹信三恵子氏が編集委員として「派遣労働問題」を取り上げて、それが世間一般に広く認知されだした時期だ。

 

当然と言えば当然だろうが、同サイトには「ヨクバリージョ」などと銘打った朝日新聞女子社員の、今で言うところのキラキラ女子みたいな、とことん脳天気記事があり、よく憤慨しながら読んだものだ。そのコラムが朝日新聞の社長賞を受賞した、ということがあったり。
派遣労働者の深刻な問題を上げる一方で、てめえらそんな優雅な生活をしているのか、と思うと低所得労働者である私のルサンチマンが刺激されたものだ。

 

高給で遇することが悪いというつもりはない。
けれども、記者個人の資質にもよるだろうが、高所得エリート意識だらけの「オイラ勝ち組だぜ」という記者が書く記事の傾向がどんなものになるか簡単に想像がつくだけに、脱力感と共に憤懣がやるかたなかったりする今日この頃だ。