入院のうえ辞職した菅総理お気に入り内閣広報官(追記あり)

 菅総理の放蕩息子が官僚を高額接待したことが引き金となって、菅氏のお気に入り広報官、山田真貴子氏が入院の上、辞職するという政治家さながらのやり口で説明責任からも逃れるという姑息な手段を講じた。

山田氏は総務審議官時代の2019年11月6日夜に、東京・虎ノ門東北新社社長、菅氏の長男ら4人と会食。1人当たりの飲食単価は約7万4000円という庶民(俺や)の1か月分全体の食費よりももっと高額な会食接待を受けておきながら、この2年以上、週刊文春のスクープ記事が出るまでの間、女性高級官僚として教科書に記載されたり、総務省を退官するときには退職金をたんまり貰ったうえ(今回も辞職に伴う退職金受領か、と言われてるようだし)、挙句に広報官という特別公務員になり、菅内閣に都合の悪い質問は事前検閲し、排除し、会見時には質問制御して会見を陳腐化させたり、はたまた菅総理NHKのTV番組に出演した時には総理の機嫌を損ねたという恫喝ともとられかねない電話をしてNHKのキャスターを降板させる、という数知れないの暴挙を行う。

ここにきてさらに、予算委員での参考人招致が予想されると、体調の悪化を訴え、職務の継続が困難であることを理由に辞職を願い出る、と。

 

…と、ここまで書いてきて
山田真貴子って、とんでもない輩じゃん、と思うしかないわけです。
もちろんスガの放蕩息子やTFC(東北新社)に情実入社させテメエの息がかかった官僚に忖度させる、菅ポンコツ総理も許せませんがね。

一部野党からは山田氏も被害者ではないか、そういった面もあるんではないか、などという生ぬるい、あるいは擁護的な質問があったことにもムカつくのでして。

 

 

 

菅首相を批判する文脈で「優秀な女性官僚が潰された」といってるとは思いますがね。男性社会における女性の不当な待遇や不利益・差別は許せないし、あってはならないと私も常日頃から考えるほうではあります。


けれどこの際、山田真貴子元広報官が女性であるかどうか、そんなことは関係なしにダメなものはダメでしょ、と思う。
もっと言えば、この人は保身と名誉男性的な振る舞いをして出世した人でしょうが。

 

 返す刀になるけれど、貼り付けたツイの言及先は両方とも立憲民主党の議員ですが、いつまでたってもこの立憲民主党という党の生温さといいますか、いまいち煮え切らないカッタルさは如何ともしがたい。

(追記)

一人10万円超も NTTが山田前広報官と谷脇総務審議官に高額接待 | 文春オンライン (bunshun.jp)

今日になって、またしても文春砲がさく裂してこの山田女史の収賄の事実が明らかになるという阿鼻叫喚の修羅場(本人にとっては)。

つまり、この記事が出ることを文春から知らされて、職務を放棄したというのが事実なんでしょうな。

 

ま、しかしこの国の検察行政ってどうなんでしょうね。