今さらな話で大変恐縮なんですがね。
大阪市長の橋下徹がこれまた、何ごとかのたまってる訳でして。
政治家にも「ヒョウゲントゲンロンノジユウガ」有りますからね。
だけど徹ちゃんアンタ、政治家引退する言うてたやん。
ええ、ワタシャまだ耳の方と記憶はしっかりしてますんで(最近、歌手や俳優の名前が出てこないことはあるけどな)、ちゃんと聞こえてるし覚えてもいますよ。
少し長くなりますが、以下の記事は「大阪都構想」が否決されたその後、記者会見の模様です。
(引用ここから)
橋下徹氏、笑顔で引退表明「大変幸せな7年半、本当に悔いがない」【会見詳報】
Q 敗因は?
橋下:僕自身への批判もあるだろうし、都構想をしっかり説明しきれていなかった僕自身の力不足ということになると思いますね。
Q 任期満了で退くというお考えに変わりは?
橋下:市長任期まではやりますけど、その後は政治家はやりません。
Q 市長とかだけでなく、政治の世界には一切?
橋下:弁護士はやります。維新の党の法律顧問を雇ってもらえないかとさっき江田さんに言ったんですけど。
Q 今後の任期はどのように
橋下:各党に、こういう結論がでましたので話し合いをお願いしたい。いろんな課題、議会で進んでいないこともありますけども、任期満了までに進めるところは進めていきたい。自民、民主、公明で、改正自治法の総合区制度を使って住民の皆さんにみじかな行政をしたほうがいいという提案もあった。維新の市議団とも議論して、少しでも前に進めれば。
Q 笑顔に見えるが、そのお気持ちは
橋下:いやー、7年半、自分なりにやれるところはやってきたつもり。38歳から無理してやってきたところもあるでしょうね。もともと自分のことで生きてきた人間が、ちょっと公の仕事でお返ししなきゃという気持ちで政治の道に入った。有権者の皆さんからすれば、おかしいじゃないか、やりすぎじゃないかということもいろいろあるけど、自分なりに悔いのない政治家としてのこれまでの7年半。思う存分やらさせてもらった。今日もこういう舞台で住民投票の結果で政治家を辞めることを言わせてもらうなんて、本当に納税者のみなさんに申し訳ないけど大変幸せな7年半だった。
Q 進退について。70万人という(賛成の)数を見ても、気持ちに変化はないか。
橋下:だってそれはもう、政治ですから。負けは負け。ここは公務員と違うところです。きのうの街頭演説では戦を仕掛けたわけですから。「叩き潰す」と言って叩き潰された。民主主義、大変素晴らしいですよ。メディアも含めて徹底議論した。負けたのに命を取られない政治体制は、日本はすばらしい。僕はこのまま生きて別の人生を歩めるわけですから。絶対に民主主義は是が非でも守らなくてはいけない。そのためには報道ですよ。報道の自由は絶対に守らないといけない。僕もメディアにはやいのやいの言ってるけど、報道の自由が民主主義を支える根幹ですから。メディアの皆さんにも頑張ってもらいたいし、素晴らしい政治体制だと思いますね。
Q そうはいっても過去に発言を覆したことはある。100%ないですか?
橋下:また2万%って言わせたいんですか?(注:橋下氏は2008年、大阪府知事選への立候補を「2万%ない」と否定し、その後翻した経緯がある) あのときはご存知の通り、僕が番組収録を抱えていて、番組の予定が組まれていたので、どうしても「出ない」と言わないと放送できなかったのでああいう言い方をした。今はそういう制約はないので、嘘をつく必要もない。政治家は僕の人生から終了です。
Q 12月になって大阪や日本の情勢が劇的に変わったら、将来にわたってもう一度政治家に、という可能性は?
橋下:ないですよ。まず一つは住民のみなさんの気持ちをくみとれていなかった。負けるんだったら仕掛けるべきじゃない。その判断が間違っていた。政治家としていちばんだめです。それから、僕みたいな政治家はワンポイントリリーフ。課題が出た時に解決する実務家。政治家の原理原則は嫌われちゃいけない。僕みたいな政治家が長くやる世の中は危険です。敵がいない政治家がやらなきゃいけない。敵を作る政治家は本当にワンポイントリリーフ。必要とされて、いらなくなれば交代。権力は使い捨てがいちばん健全です。でも僕みたいなスタイルで8年やらせてもらった。大阪もどうなのかなあ。
(引用ここまで 赤字ボールドはブログ筆者)
この様子は私もニュース映像で拝見しました。
なんか『・・トオルちゃんも白髪が増えたのう』と、7年近く敵視してきた私でさえ、ほんの若干ではありますが、シンパシーを感じたりしてね。
ところがです。
そーんなもん、アータ。
軽々と裏切るところが橋下徹たる所以です。
まあだいたい、大阪府知事選に出馬するときに「20000%ありません」と言いつつも立候補した御仁ですからなんでもアリですわ。
政治家と言えばですね。
特段なにか生産的な活動するだとか、サービスをして快適な空間を提供する訳でもなく。
ようするに言葉でしょ、突き詰めて言えば。
その言葉でさえいい加減な。
言わせて貰えば虚言癖の見本みたいなヤツ。
ハシモト信者が引き際が爽やかだとか、潔いなどと言ってましたなあ。
潔いと礼賛するならバカ殿のご乱心を引き止めたらどうや。
例えば、あなたの同僚や友達でですね。
今まで言ってたことの真逆の行動をする輩っていうの信じられるんですか?
これから先も友達でいられますか?
私は無理ですキッパリ。
言っておきますが、全部橋下本人の弁ですからね。
『今はそういう制約もないので嘘をつく必要もない』
ーめちゃついてるやん。
『政治家は僕の人生から終了です』
ー終了せえへんのかいっ
『僕みたいな政治家が長くやる世の中は危険です』
ーほんまに危険じゃわい。
安倍晋三連れてとっとと退場してくれ。