秋の風景:コスモス畑と鉄道写真?【ビンボ―ひるめし】

妻がスマホを見ながら、わぁキレイキレイと盛んに言うので朝っぱらから何事かと思って訊けば、インスタのフォロワーがどこかのコスモス畑へ行ったそうでその画像をアップしているようだった。

 

今が最盛期であろう秋桜を愛でる、というのもなかなかいいかな、と思ったので返事をうんまあなどと、もごもご言ってると、じゃ弁当を作るね、と妻はいそいそと米を研いだりする。

 

休耕田なのか耕作放棄地か知らないがそこに秋桜の種を植えているようだ。
この辺りではかなり有名らしくて、平日にもかかわらず見学の人も何組か居た。
遠くには鉄道の橋梁が見えていて、列車が通過する時刻には「撮り鉄」が集まってただでさえ狭い農道は車で混雑するらしい。

撮り鉄」と言えば、最近はその人たちの撮影マナーが悪くて、駅での職員とトラブルになったり、列車の往来を妨害した、などとニュースになっていた。線路のすぐそばで迫力ある列車を撮りたいのであろうか中には線路内に侵入してしまい、わが身の安全をも顧みない猛者?もいるようだ。アンタ単に危ないじゃん、と思うのだが。

 

有名な鉄道写真家のNHKの番組を好きで見ることが多いのだが、あの人の場合は総じて列車は景色の中のひとつとして撮影しているように感じる。山の中にその巨体でおし入り、遠くにホント遠くにある鉄道の一部を望遠で撮るので、時にはどこに列車が写っているんだ?と思うこともあるくらいだ。

 

そのメソッドというか、俺もそれを真似をしてみっか、と撮ったのが下記の画像だ。

 

手前に秋桜を配置して遠くの鉄橋を撮ってみた。

ただ残念なことにそこに列車は通過していないのである。
そこが一番の難点だともいえるけど。構図もイマイチだし空が広すぎるわね。列車のダイヤを調べるとあと1時間以上待たなきゃいけない。俺はそんな根性を持ち合わせていないのでそそくさと帰路についた。鉄道写真という意味では鉄道の橋梁を撮ったので間違いはないと、ひとり納得しておこう。

ところでしかし、ここまで書いてみてブログはまあ面倒だな、と思うこと。
今だとインスタとかLINEでスマホで撮影したものをとっととアップできる時代だし。かと言ってインスタはやりたくないオッサンだったりするのだ。


10数年前まで全盛期だったが、過去にアルファブロガーと言われた人たちもどこに行ったのか。はてなでは盛んにブログを推してるけど、その役割は終えようとしてるのかな。

 

さて、弁当である。


正月に使う、寿と書かれた「祝箸」が哀愁を誘う。
梅干しと明太子のおにぎり、卵焼きと手羽先のから揚げ、フライドポテト、昨日の余り物の蒲鉾のから揚げ、シメジのから揚げ、と油もの多め。
ただ妻が作ってくれた弁当は、あり合わせにすればひたすら美味かった。