「ネットのデマはなぜ無くならないのか?」と同じように愚考してみた

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blogosで読みました。
ネット上のデマはなぜ無くならないのか?という記事。

 

人間が「決して嘘をつかない」という習性ならば無くなるかもしれません。

わたしゃ、よくは知らないけどブレーク中のお笑い芸人が何かの意図を持って、そのネタをやっているんだとか、果てはお得意の在日認定。

或いは沖縄県知事の翁長さんの娘さんが中国人と結婚していて、どうのこうのというタモガミ閣下のアレ、です。

ともあれ、詳しくはリンク先で。

要点は、保守系言論人がネットユーザーにのっかるタイプとまた、その逆に「プロ」が関与したデマ拡散があると危惧している点です。

今こそ問われる「言論人」の資質

こうなってくると、もはやこういったタイプの人々は、果たして「言論人」と呼べるのか否かという問題にまで発展してくる。大多数の、真っ当な保守系言論人全体の悪影響・悪イメージをも、惹起させるのではないかと心配でならない。

なるほど。心配はごもっともですが。

悪影響・悪イメージをも惹起させるねえ・・・。どこともなく、ネットから拡散するデマはともかく。

例えば田母神さんの悪イメージと言われましても。
つーか、彼は言論人なのかしらんw

 

言葉は悪いがなどと、いちおう断ってはいますがね。

このオッサンが自衛隊幹部として、税金で国民の御すそ分けに預かって生きてきやがったくせに、口を歪めて言うことが「貧乏人はおすそ分けに預かって生きてきた」とノタマウのですから度し難いわけで。


ですから、そんなヤカラの何が「悪イメージ」でしょうか。

私は憲法九条の改正や自衛隊の増強(防衛力強化)にはほぼ手放しで賛同しているし、安倍政権に対する評価も、少なくとも安全保障分野では、高く評価している保守派である。なかんずく、日本の核武装も「議論の俎上」にあげるだけの余地があるし、ニュークリア・シェアリングに至っては、十分に検討するべきと思っているタカ派でもある。

それがだけに、このようなすぐに見抜ける嘘やデマを堂々と引用したり発信したりする「プロ」の存在を危惧する。保守系言論人はみな嘘ばかり言うのではないか―、彼らの言っていることは妄想・陰謀論・デマのたぐいなのではないか―。こんなイメージが定着してはかなわない。

 

古谷氏という、この人の思想信条には、まったく、全然、あり得ないほど与しない私です。

けれども。

こういう連中に、自分の信条の部分を壊されてはかなわない、と思う気持ちだけは同意します。


反原発を言う私にとって、「反原発を訴えたかった」などと言い、ドローンでテロを仕掛ける奴が迷惑千万だということと同じように。