「百田さんにも言論の自由ある」 松井一郎・大阪府知事:朝日新聞デジタル
松井一郎・大阪府知事(維新の党顧問)は26日、自民党議員の勉強会での百田尚樹氏の発言をめぐり「(メディアに)『圧力をかけよ』と言ったのは自民党。自民党をたたくのはいいが、講師として行った百田さんにも表現と言論の自由はある」と擁護した。さらに「ここぞとばかりに復讐(ふくしゅう)だな。朝日(新聞)と毎日(新聞)は、百田さんの表現と言論の自由を奪っているのではないか。圧力をかけて」などと、発言についての報道にも疑問を呈した。大阪府庁で記者団に語った。
まずは、維新の党の顧問でも在らせられる松井大阪府知事。
党の顧問として、維新の党の初鹿議員が共産党の志位委員長と握手したから、といって処分を検討すると言われていますが、それについて「彼にも表現・言論の自由がある」と処分に反対するのだろうか。
次にこのバカを貼りつけます。
百田発言第2弾。百田尚樹さんに言論の自由はないのか?(花田紀凱) - 個人 - Yahoo!ニュース
百田さんの言っているとおり、これは講演後の雑談で出た「冗談」ではないか。百田さんがそう言ったからといって、沖縄の2紙がつぶれるわけもあるまい。どころかほとんどなんの影響もないだろう。
そんなことは百も承知で書き立てる朝日、毎日、東京の意図は見え見えだ。何が何でも安倍総理の足を引っ張ろう、安保法制を葬ろう、それだけだ。
「言論の自由」と言い、「言論統制」と言うならば百田さんに「言論の自由」はないのか。言い方はややキツかったかもしれないが、百田さんにも沖縄2紙の報道を批判する「言論の自由」はある。
笑ってすませる程度の話だ。大上段にふりかぶって「言論の自由」を云々する話じゃない。
作家がなにを言おうと自由だろう、ということですか。
てことは、つまり無名の一般人もなにを言おうと自由なのか?という問いに答えなければなりません。
百田氏自身が「酒の席で言ったようなもの」だ、とほざきます。
けれども。
例えば会社の飲み会で、今日は無礼講だ言いつつも。
部長が女子社員に「おいお前、こっちへ来てオレに酌をしろ!」と言ったとしましょう。果たしてそれは問題ないのでしょうか。
いやいや、もしかして。
「ジョーダン!ジョーダンだよ」とテヘペロしたところで、この元からセクハラパワハラ親父には沢山の被害者が社内にいたりして。
「ジョーダンじゃない!」とばかり、その時に悔しい思いをした女子社員が会社の職場相談室に持ち込んで、セクハラ・パワハラ問題が大きく取り上げられることにもなりかねません。
そして、その部長は降格、或いは地方に左遷されまして。
家庭では奥さんに「あんな田舎、あなた一人で行ってくださいな。タケシの高校受験もあるんですから」と言われてしまい。
単身赴任で寂しい思いを募らせる毎日。
そんな折、なにしろセクハラおやじですから、チョイと寄ったバーの女の子に手を出して、それが奥さんにばれて家庭不和、離婚、挙句に自暴自棄になって退職、・・という風なストーリーが展開しないとも限りません(笑)
一般人ですら、このような大きな問題を孕むかもしれない暴言などは厳に慎まなければいけない昨今です。てめえのダブルスタンダードは分かっていながら口を極めて「俺にも・彼にも言論の自由がある!」と言い募るわけです。
この花田の言を借りれば、悪質なトリックでしかありませんな。
ようするに、こいつらの言う「ゲンロンノジユウガー!」というのはいかに都合よく運用されるかという証左であります。
追記:
やっぱりクズな。
しかも処分「すべきだ」ですからなあ。