新年あけましておめでとうございます。
本年も拙ブログをできるだけ、よろしくお願いいたします。
と、まあなにがめでたいんだか。取り敢えず、年をまたぐとおめでたいということになっているようです。
元旦というのはいい年をしたオッサンが、日がな一日ダラダラと酒を飲んで過ごしても構わない日だと解釈してんですが、何か間違っていますでしょうか。
・・という訳で。
嫁がさる大手流通企業に勤めていまして、ご苦労なことに、この寒いなか元日から仕事です。一方、正月休みの私はというと朝から飲んでいるという次第でございまして。
これは鹿児島県は指宿の芋焼酎、赤利右衛門というものでして。ラベルが富士山と日の丸なんてのを想像させるのでなんか、いやーな感じですが、富士山じゃなくて薩摩富士こと開聞岳だったりするんですね。向こうにかすかに見えるのがヱビスビールだったりするのが年に一度。
ははぁ、祝箸ね。
ええ、食べかけですみません。
ガキの頃は絶対に食べなかった品の数々。かまぼこ、昆布巻き、黒豆、伊達巻、田作りなんてのが垣間見えます。
なんで重箱に詰めないんだおまえんとこは!と仰る向きもあろうかと。
ほっといてくれ。そんな些末な、重箱の隅をつつくようなことを言ってるからいつまでたっても、このグローバル時代に島国根性から抜け出せないんだ、と逆上するのも変ですけど。
おせち料理というものはそれぞれに意味があるんだとか。
昆布巻きなんてのは「ヨロコブ」数の子は「子だくさん子孫繁栄」を願い、レンコンの酢の物は「先が見通せる」だとか、くわいは「目が出る」、つまり出世を願うとか、豆は「まめまめしく働けるように」だとか、俺のことはほっといてくれと言わんばかりの、ひっかけだとかダジャレを多用してるんですね。
そーいや、鏡餅に供える橙も、代々家が続きますようにとか、一部の地域では串に刺さった干し柿の2個2個6個という配置に「夫婦仲睦まじく」とこじつけと言ってもいい「ええ加減にせえ」とツッコむ、ダジャレのオンパレード。
そんなこんなをつまみながら、テレビで1998年放送の「水曜どうでしょう クラシック 東京ウォーカー2泊3日70㎞」なんてのを視てまして。
え?ええええ。そうですよ。
ウチではブラウン管テレビですよ。NHKに金を払うのが嫌で、地デジなどという下らんものを排除した体制ですがなにか?
しがないオッサンの日がな一日を、元旦ということで特別実況中継したという次第です。
と、それだけの話ですけども。